天窓を雪連れ過ぐは風媒花の開花促す風である
工房の天井に1メートル角の天窓がある・・・杉花粉の状態を見たり、その日のお天気・・・つまり風・雨・雪などを確かめる為に時々見上げる・・・。今日は大きな牡丹雪が降っていた・・・春が来るのだな~と、この牡丹雪を見ると何時も思う・・・・ガラス窓を透して、絶え間なく空から落ちてくる雪を見ていると、つい、われを忘れてしまう・・・何処にいるのかも・・・・別にボケた訳でもないと思う・・・若い頃からの癖だから・・・・
辛夷の花芽に開花を促してほたほたほたと春の雪降る
絶え間なく降りつぐ春の牡丹雪一つの過去が近づいてくる
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