創作市場に載せる写真撮り用の服が仕上がった。「恋 KOI」がテーマだが、仕上がったものが相応しいかどうか不安である。タイトルを付けなくてはと迷っているが、取り合えず付けたのが「末摘花」・・。
光源氏が須磨に流されている間、あばら家に寂しく貞操を守っていた「末摘花」。蓬で覆われたあばら家に、光源氏が再び訪れてゆく・・。
あばら家に住んでいる「末摘花」、落ちぶれていても、かってはそれなりの生活をしていたのを表現するには、当時は高価であったろうと想像させる豪華なもので、それが古くなってしまったまま着ていると想像させるものでなくてはならない・・・などと考えてみたが・・・・。
為し終えてまだ満ち足りぬ何かあり 落葉がわれを追い越してゆく
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